2008年7月7日月曜日

クライマーズ・ハイ


昨日、東急109みなとみらいMMで”クライマーズ・ハイ”を観ました。原作は、横山秀夫の同名作。原作は以前読んでいましたので、どういう映画になっているか楽しみに行きました。原作は、著者が上毛新聞記者時代に遭遇した日本航空123便墜落事故をもとに、事故時の群馬県の架空の地方新聞社を舞台に事故を取材した新聞記者らの姿を軸にし、主人公”悠木”と親友”安西”との関係・悠木と息子の関係、20年後の悠木と安西の息子による登山などの様々な話が織り込まれています。映画では日航機の事故を取材した記者の姿を中心に、悠木と安西・悠木と安西の息子との登山が描かれ、ほぼ忠実に原作を縮小していた感じです。悠木の人間関係の部分は描き方がかなり薄く、個人的にはその部分は不要ではなかったかという印象を持ちました。さずが映画で、日航機の事故現場シーンなどかなりリアルに作ってありました。また悠木を演じる堤真一だけでなく、部下を演じた堺雅人もいい味を出していました。数年前にNHKでドマラ化もされたようですが、それは観ていません。

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