2008年7月26日土曜日

さまよう刃


今週読んだのは、東野圭吾の”さまよう刃”。娘をレイプされ、殺された父親が、偶然にその犯人の一人を殺し、もう一人を殺すべく復讐の旅に出るという話を軸に、同じ犯人の被害にあったもう一人の父親や、旅先で知り合った子供を亡くした母親などの話がからんでくるという小説。ひとつの話を軸に、様々な人間模様が描かれています。話的には、ちょっと重たい内容になっています。ユーモアのあるものから本作のような重たい作品まで、また短編から長編までとm幅広い作品を書ける東野さんですが、私は、ちょっと重たい人間ドラマの長編作品(例:白夜行、手紙など)が好きです。

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