2008年6月12日木曜日

荻原浩

今週読んだのは、荻原浩の”さよならバースディ”。萩原浩と言えば、”明日の記憶”が有名ですが、氏の最新作です。今まで萩原作品は全て読んでいますが、今回のは久しぶりに泣ける作品になっています。バースディという名前のボノボ(ピグミーチンパンジー)を通して人と人とのドラマを描いています。割と笑いとユーモアがある作品が多い氏ですが、今回の作品はシリアスな人間ドラマになっています。結末はちょっとせつない感じです。いつもの作品とはちょっと違ってお薦めです。

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