2008年5月21日水曜日

奥田瑛朗


先週から今週にかけて、奥田瑛朗の”イン・ザ・プール””空中ブランコ”を読みました。”空中ブランコ”で直木賞をとった作家です。すごく前から表紙が気にはなっていたけど、なかなか手が伸びなかった作品。ひょんなことから購入し、読んでみました。精神科医の伊良部先生が主人公のお話。ミステリーでもなく、恋愛小説でもなく、どこにもカテゴライズできない独自のジャンル。どこかマンガみたいな小説。とても面白く、一気に2冊読んでしまった。人間の心をテーマにしていて、誰しもひとつくらい自分もそうかもと思える話があると思います。そういう意味では、小説だけど、心理学の本っていう面も。

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