2008年5月7日水曜日

GWの読書


今週の読書は、真山仁の”虚像の砦”。氏のことは、昨年NHKのドラマ”ハゲタカ”で知り、ハゲタカの原作・その続編に加え、地熱発電をテーマにしたものを全て読んでいた。大きく言うと、経済小説というカテゴリーに入る作品群。本作は待望の新作。今回の作品は、TV局を舞台にし、そこでの権力争いを題材にし、マスコミやそれを取り巻くタレント・広告代理店や、管轄官庁の総務省などを赤裸々に描いている。名称などは替えているが、この業界に身をおくものであれば、どの会社や事件がモデルになっているかは一目瞭然。そういう意味でも面白い。巻末のあとがきにも書いてあったが、この話をドラマにしようとう局はないでしょう。

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